バンドリ5th live 両日を観て-Day2Roselia -Ewigkeit-
こんにちは、灰原です。
先日の記事に引き続き「バンドリ5TH LIVE」のことについて書いていこうと思います。
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前書き
今回はDay2のRoselia -Ewigkeit-についてです。ぽっぴんちゃんの時はセトリに沿ってつらつらと感想を書いていく形式をとってみたのですが「これってセトリ見てればある程度抱くようなことだよな」と反省。今回は趣向を変えてみたいと思います。
それではよろしくお願いします。
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セットリスト
流れがわかるよう、「しゅぺ.p§h
@shupe_SpSh」さまのツイートをお借りし、セットリストの掲載をさせていただきます。
一言書いておくとすればDay1が笑顔やHAPPYをコンセプトにしていたのに対して、この-Ewigkeit-は明らかに興奮と感動そして旅立ちをコンセプトにしていました。カバー曲の深愛が歌われたあたりから胸が熱くなってきてしまいました。
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OPact
Day1の記事でオリジナル曲などについて書いているのでそちらを参照していただけると幸いです。
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-Ewigkeit-という名のライブがなぜ特別であったか
これは、ある程度声優界隈の情報を追っている方にとって既知の情報であること可能性が高いですが、今回のライブがここまで注目される要因となっていることに間違いはないので触れます。
ある一人の女性声優が昨年の12月17日に声優業を廃業するという発表されました。その声優は今井リサ役の遠藤ゆりかさんです。今回が彼女がRoseliaとして姿を見せる最後のライブでした。つまりはキャラクターと演者のあわせて「この10人」では最後のライブだったというわけです。このことから特別である理由がわかったでしょうか?(これが最後に大きな意味を持ちます)
それに起因するチケットの転売価格が跳ね上がりや、特別二次選考で当選倍率が富士山のように跳ね上がったりしたということもありました。
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曲順が持っていた意味
深愛の二番のサビ。「行く先の違う二人 もう止まらない」。また会えることを信じて歌われていると思います。このあたりから、別れの気持ちが湧いてきてしまいました…
そして、軌跡からRe:birth dayの流れ。個人的にここが一番胸が苦しかったです。明らかに涙ぐむ5人が今までの感謝をしながら「軌跡」を歌っているかのようで、自らも涙を流さずにはいられず、深愛の歌詞のように違う道をこれから歩んでいくものへの感謝を込めた歌のようでした。Re:birth dayで新しい道を歩んでいくそれぞれの決意が歌われている、いつもCDで聞いているのとは感触が違うと言ったらいいでしょうか、しんみりとしたフルコンに戸惑っていたのとは違う感情が芽生えました。
そして-HEROIC ADVENT-が披露され本編は終わりアンコールへと向かいます。
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アンコール
幕間映像-Bの力を信じる-のあと「Neo-Aspect」が突然の口火を切り演奏されます。
ここで震えてしまいました。おそらく会場にいた人はこの時すべてを察したと思います。「本当に終わってしまうんだ」と。この曲を選んだことは大きな意味があると思います。深愛、軌跡、Re:birth dayそしてNeo-Aspect。
「今までのことは永遠に胸の中にあって、それは決して消えない。」終焉間際にMCでいわれた言葉です。この言葉を聞いた後にこの曲の意味をかみしめることになりました。
アンコールの始まりがRoseliaの「新たな始まり」であったように感じます。
BLACK SHOUTの演奏中に事件は起きました。いや、伝説が作られました。
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「BLACK SHOUT」ラスサビ前の伝説の12秒
「揺らぐ視線【残像】~勇気でつなぐから」のあと。会場の照明がすべて暗転し、会場がどよめき始めたとき、再び歌い始めたときステージ上にはベースが2人いるではないですか。ゆりしぃとゆっきーが並んでいました。
初めに書かせていただいた「10人」とは違う光景が広がっていました。今井リサ役を新たに務める中島由貴さんに多くのエールが向けられたのは大変うれしく、これからも応援していこうと強く思いましたがそれはゆりしぃが別の道を歩み進むということでもありました。各々から挨拶があった後でいよいよこの言葉が発せられます「次が最後の曲です」
今井リサと湊友希那、遠藤ゆりかと相羽あいなによる最後の楽曲のタイトルコールがなされます―
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「陽だまりロードナイト」
一面が赤に染まり飛び跳ねながらメンバー5人が最後の瞬間をかみしめるように、涙をこらえるように演奏がなされていきます。
スクリーンに映される歌詞の一言一言がメンバーの手書きであり手紙のようで、終盤には赤いバラの花びらが降ってくる熱い演出もなされていました。
幕張メッセがこの歌の出だしの歌詞のように「運命を繋ぐ赤き道しるべ」となったことは胸に焼き付いている圧巻の光景です。
「離れていても帰る場所がある、どんな時でも傍にいてくれた、太陽となって月となって照らしてくつよい人」
ほかの4人に涙ながらに歌われた詩。ゆりしぃは泣かないと決めていて目元が赤くなってもずっと笑顔でいてくれました。
最後の楽曲が終わり、最後のMCに移ります。
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最後の挨拶、ゆりしぃへ贈る言葉
全員涙していても「最後は笑顔で送り出す」という思いが伝わってきました。
が
正直ここのくどはるはずるいです。号泣しながら「大事なところで、最後なのにミスっちゃった、、、」と謝り、涙を拭きながら「Roseliaはこれからも6人でRoselia」といってくれました。この後私の涙腺ダムは決壊し何を話されていたか覚えていませんが、一緒に行った友人とかすかな記憶から書き起こしていきたいと思います。
めぐちも大号泣、過呼吸寸前の息遣いで「キャラも含めて11人でRoseliaだから!ゆっきーのことも大好きになれる気がしてる!」と。
明坂さんは「心が追い付いていない。だから涙も出てません」とおっしゃって、まだ何があったのか分かっておらず、混乱しているようでした。
ゆりしぃは「最後まで泣かないと決めていました」と終始笑顔で今までの感謝をメンバーや観客に述べました。
あいあいがマイクを通さず「ありがとうございました」と言い放った後、再びメンバーが号泣。ゆりしぃを4人で囲んで抱き合い、五人での大切な時間、最後の瞬間を精一杯味わっているようでした。
「心が追い付いていない。」といっていた明坂さんも「もう終わりなんだぁー…」と実感が湧いたのか号泣してしまいました。
五人で抱き合った後は表情も和らぎステージの左右に行き観客全員の顔を確かめ退場していきました。
BGMで陽だまりのOFF VOCALが流れており会場全員で歌って送り出すという珍しいことがあったというのも付け加えておきたいと思います。
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11人でRoselia、-Ewigkeit-な存在
今までのことは思い出として消えることはない。11人でRoseliaなのですから。
一年前に初めて楽曲を聞かせてくれた彼女たちに、ここまで私は夢中になっていたし、人を惹きつける力のあるバンドであると思います。
これまでの彼女たちとこれからの彼女たちを比較するのはあまり好ましくないのかもしれません。が、いい意味で何も変わっていないのかもしれません。
だって彼女たちは「頂点へ狂い咲く」ことを目指すガールズバンドなのですから。
きっと-Ewigkeit-ってこういうことだったんだろうなって自分は感じました。
生きていると、きっと無意識のうちに忘れていくことが沢山あると思う。でもこの日の景色と思いは、心に刻んで、目に焼き付けたから大丈夫!月並みだけれど、ずっと忘れないし何度だって思い出すよ。いっぱいいっぱい温かい声援を、ありがとうございました☺️ pic.twitter.com/1mTZt3a3nl
— 遠藤ゆりか (@endo_yurika) 2018年5月15日
以上です。ありがとうございます。
Day2の支出¥17,950
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